僕が派遣薬剤師になった理由

僕は現在、派遣薬剤師として働いて2年目、薬剤師通算4年目の新米~中堅薬剤師ですが年収は800万円+家賃光熱費全額補助とかなり好条件で働いている方だと思います。
元々は新卒でドラッグストアに就職し、2年目に管理薬剤師の経験を経て派遣薬剤師になりました。

どのような経緯で派遣薬剤師の道を選んだのか、ここに書いていきます。

洗脳されたドラッグストア時代

ドラッグストアに勤めて2年目に上司にあたる管理薬剤師の方が異動になり、繰上げで僕が管理薬剤師になったことから始まります
管理薬剤師とはいえその店舗で働いているパートさんはみんな僕よりも年上で、お子さんがいる主婦薬剤師の方が中心です
加えてドラッグストア側の売り上げも良い店舗だったので売り場のスタッフの権力も強く、売り場の副店長も兼任していた僕はどちらからも圧力をかけられる立場でした

パートの薬剤師さんから「子供が熱を出したので今日は休みます、代わりに出勤してください」と休みの予定の朝にいきなり連絡が来て急いで出勤したり
お昼休憩休憩に入って5分しないうちに「混んできたので手伝ってください」といわれ、結局休憩を取れないまま朝の8時から働き続け、パートさんは何事もないように定時に退勤、ようやく19時過ぎに調剤室が一段落し一人薬剤師をしながら調剤室の陰で遅すぎるお昼ご飯にありつく、8~23時まで働いて休憩時間は患者さんが来ないか気にしながら急いでお昼を食べた10分程度など、管理薬剤師・副店長とは名ばかりの奴隷のような働き方でした
ドラッグストアなので土日祝日も関係なく営業しています、当然繁忙期では10連勤や15連勤することもあります

この生活が日常的に続いていて僕としては「社会人として働くということはこういうことなんだ」と思っていましたが、そんな中、僕の店舗に1人の派遣薬剤師の採用が決まり一緒に仕事をすることになりました

ある派遣薬剤師との出会い

その派遣薬剤師の勤務条件は9~17時、週3日休みでなんとか聞き出した時給は3500円
1日7時間×週4日×4週間で計算しても月収は約40万円
もちろん休憩はきっちり1時間取るし社員としてドラッグストアと薬局と両方を見なくてはいけない僕と違い業務内容は調剤業務だけ、一人薬剤師業務もない、勤務時間は僕の半分くらいにもかかわらず月収は僕よりも上であることで僕の中のなにかが崩れました

その方は40代後半の男性薬剤師で、元病院薬剤師だったけれど色々と金銭的な事情があり派遣薬剤師の道を選ぶことにした、と聞きました

その人と出会い、色々と話をするうちに
「お給料を決める要因は仕事量や売り上げに貢献した量だけじゃないんだ、仕事や売り上げで結果を出すことはもちろんだけど、自分たちは薬剤師という商品で、自分を薬局やドラッグストアにいかに高く買い取ってもらうにはどうしたらいいかを考えることで価値が付けられるんだよ、言ってしまえば薬剤師という資格も労働力とは別の付加価値の一種だろ?」
と言われたことで考え方が一変しました

その人の言葉で、ただがむしゃらに働くことから洗脳が解けて、派遣薬剤師の働き方などに興味をもち、インターネットなどで情報を調べることにしました
(ちなみに現役の派遣薬剤師のリアルな情報がいくら調べてもないと思って、だったら俺が赤裸々に書いてやろう!!と思ったのがこのサイトを作ったきっかけです)

派遣薬剤師で時給4000円以上の案件が多くあることを知った僕は衝撃的でした、残業などで200時間以上働いていた僕は時給4000円に換算すると月収80万円です、残業代も計算すればそれ以上でしょう

自分がいままで想像したことのない金額の月収だったので胡散臭い・怪しい、それだけ過酷な環境なんじゃないか?という考えがまず最初に浮かびました

しかし、派遣薬剤師で働いてとしても契約期間が決まってるんだしお試しで働いてみて、もし何か裏があるようであれば次は更新せずに仕事を探し直せばいいや!!と考えることにしました

正社員から派遣薬剤師へと転職して

元々父親が転勤族で引っ越すことや新しい環境で働くことなどに抵抗がない僕は、薬剤師派遣会社に連絡し、先程の時給4000円で住宅手当などがつく地方の薬剤師派遣に挑戦することにしました
すぐに派遣会社から要望に該当する案件をいくつか紹介していただき、気に入った条件があったので勤務先に退職願を出すことにしました
望むキャリアを将来的に用意するから・今の店舗が嫌なら別の店舗に異動させるからなど、社会人2に年目の僕のことを色々と引き止めてくれたけれど、すでに新しい環境に挑戦することにワクワクしていた僕とは折り合いが付きませんでした

それから実際に、派遣薬剤師として時給4000円で働いてみて、決して劣悪な環境などではなく、むしろ遠方だから正社員がなかなか入ってこない環境でも、そこで働いている人たちに無理をさせないよう高いお金を払ってでも薬剤師を採用してきてくれる良い環境だと感じました

残業することがないので月収は約70万円程度ですが、それでも当時の月収からしたら2倍近い金額です、はじめに給与明細を頂いた時は「ほんとうにこんなにもらっていいの?」と逆に不安になったことを覚えています

結果として派遣薬剤師として働き始めて翌年には、年収500万円だったドラッグストア時代から年収800万円まで1.5倍以上に増加しました、家賃光熱費も別途で出していただいているので実質年収としては900万円近いと思います

それだけでなく休みも取りやすくなったので以前は行けなかった海外旅行にも毎年行けています、薬局勤務で生活リズムも一定なのでジムに通ったり薬局経営の勉強会に参加したりと自己研鑽の時間も作れるようになりました

ドラッグストアに勤め続けていた場合、年収が800万円になるには少なくとも部長クラス以上、年齢としては40代後半~50代の中でも一握りの勝ち上がってきた人だけ、派遣薬剤師の場合退職金はないのでさすがに同等の待遇とはいかないけれど社会人3年目からこの金額を稼げるようになったことで資金にも余裕が出来て資産運用もできています

株などの資産運用の利益なども含めれば20代で年収1000万プレイヤーを達成できました

奴隷のような生活から一気に世界を変えられたのはたった一人の派遣薬剤師の方と出会ったこと、その働き方から正社員という肩書きや世間体を捨て、自分自身を商品として勝負していく覚悟ができたことです

このサイトが派遣薬剤師で働くことで悩んでいるあなたにとって、少しでも挑戦してみようと思えるきっかけになればと思います


僕も所属している派遣会社で日本調剤の子会社で安心してオススメできます

 

追伸:
現在僕は薬剤師7年目、派遣薬剤師として5年目になりました、

派遣薬剤師は副業も認められていますし、学習をする時間も多くあったので個人事業主として開業しながら派遣薬剤師を続けるという兼業派遣薬剤師の道を歩み始めています

今後は少しずつ薬剤師として働く時間を減らして、自分のビジネスを大きくすることに挑戦していきたいと思っています

元々僕が働いていたドラッグストアは他のドラッグストアに吸収合併されました
あのまま残っていたら”望むキャリアを用意する”という約束もなかったことにされていたでしょうし、働き詰めで他のことに挑戦する時間も余裕もなく、資金面でもそこまでの余裕がなかったと思います

僕は派遣薬剤師として働いてみる決意をしてから今まで、一度も後悔したことがありません
本当に当時派遣薬剤師の道を選択して良かったと思っています

もしよろしければ5年目派遣薬剤師の近況報告もお読みいただければと思います