産休・育休を取る予定なら派遣薬剤師をオススメする3つの理由

この内容は主に結婚や出産を考えている女性薬剤師の方に向けています。
もしくは薬剤師の彼女や奥様がいて子供を将来的に考えている男性の方に読んでいただきたい内容です。

派遣薬剤師は正社員薬剤師やパート・アルバイト薬剤師と比べて産休・育休を取るのに圧倒的に有利です。
産休育休をとるときだけでなく、産休・育休からあけて職場復帰するときにも非常にプラスに働くのでぜひ一度検討してみてください。

なぜ派遣薬剤師が産休・育休を取る上で有利なのかをしっかりと理解してもらうために、まずは産休・育休について理解していただき、その後理由を解説しています。
産休・育休の制度や仕組みは知っているという人は「派遣薬剤師が産休・育休を取るのにオススメな3つの理由」のところまで読み飛ばしてください。

産休・育休とは

産前産後休業

産休とは産前産後休業の略称です。
出産予定日を基準に出産前42日(双子以上の場合は98日)を産前期間、出産後56日を産後期間といい、休業しても手当金が発生するようになります。
産休をとっている間は仕事をお休みしているのでお給料が発生しなくなりますが、健康保険から出産手当金をもらうことができます。

手当金は産休に入る前までの標準報酬月額の2/3が支払われます。
標準報酬月額とは健康保険料や厚生年金保険料を決めるための月収区分で毎年4~6月の給与の平均と考えてもらうとわかりやすいかと思います。この給与の計算には交通費や住宅補助などの手当金も含めた額面の給与を用います。

例えば標準報酬月額が30万円の人の場合は20万円が手当金として支給されます。

産休中の手当金は無給状態であることが給付の条件なので注意しましょう。
また、手当金の給付日は産後2ヶ月後なので注意してください。

育児休業

育休とは育児休業の略称です。
育児休業中には給付金の支給があり、基本的には子供の1歳の誕生日まで取得できます。
特例として父親・母親が共に育休を取得する場合は1歳2ヶ月まで取得可能です。
また、保育所に入所できず仕事に復帰できないなどの特定の条件が揃えば2歳の誕生日まで取得できます。

給付金の支給額は休業前の直近6ヶ月の平均月収が基準になります。
出産後0ヶ月~6ヶ月は平均月収の2/3の金額
出産後7ヶ月~12ヶ月(最長24ヶ月)は平均月収の1/2の金額が支給されます。

産休・育休中の給付金は非課税で所得税が引かれず、社会保険料が免除になります。

産休と異なり育休は同一事業主に1年以上雇用されていることが条件になるので、予めある程度お子様の計画を立てて行動することをオススメします。

また、給付金と給与の合計が休業前の平均月収の80%になるまでは給付金を減額されることなく受け取ることができます。
余裕があれば週に1~2日だけ働いたり、1日2~3時間だけ働いたりという選択を行い、家計の手助けをすることも可能ということです。
ちなみに給付金と給与の合計が平均月収80%を超えるとその分給付金が減額され、働いても手元に入る額が変わらなくなるので気をつけましょう。

もう1つ付け加えておきますと、育休は女性だけでなく男性の方でも取ることができますよ。

派遣薬剤師が産休・育休を取るのにオススメな3つの理由

将来的に産休・育休を取ることを考えると今のうちに派遣薬剤師へ転向しておくと出産前後~育児中も非常に金銭的に家計が楽になりますし、職場復帰も時間や場所の調整がしやすいです
その理由はこの3つの理由にあります

派遣薬剤師の給与体系

1つ目の理由は派遣薬剤師は派遣薬剤師の給与体型にあります。

派遣薬剤師は基本的に時給制でボーナスがないのが特徴です。
正社員の場合は月収+ボーナスが出る職場が多いですが、産休・育休のようにボーナスを加味してくれない標準報酬月額で金額が決まる場合にはプラスに働きます

これはパート薬剤師さんやアルバイトの薬剤師さんの給与体系でも同様ですね。
しかし時給の相場がパートやアルバイトと比べて高い所や、本来は派遣薬剤師のデメリットである雇用形態も産休・育休を取る上では有利に働くので派遣薬剤師として働くほうがメリットがあります。

派遣薬剤師の時給

2つ目の理由は派遣薬剤師の時給にあります。

派遣薬剤師は地方に行けば行くほど高時給の案件が多いですが都市部でも正社員の薬剤師と同等かそれ以上の年収になります。
派遣薬剤師として時給2700~2800円以上の案件で仕事をしていれば月収は約45万円となりほぼ満額の30万円程度の出産手当金・育児休暇手当金を受け取ることができます。

正直3000円以下の時給で派遣薬剤師の案件を探す分にはまず働き口に困ることはないのが現状です。
ファルマスタッフなどの全国展開をしている派遣会社であれば全国どこであっても希望する案件を紹介してもらえるでしょう。

赤ちゃんが産まれて職場に復帰するまでに上限額の毎月30万円の育児給付金があれば出産後の家計がかなり楽になりますよね。

派遣薬剤師の契約形態

最後の理由は、派遣薬剤師の雇用形態が一般的には数ヶ月単位で契約を更新する仕組みであることです。


派遣薬剤師は基本的に2ヶ月~6ヶ月単位で契約更新をその都度するのが一般的です
正社員だと人員が足りなくてなるべく早く職場復帰して欲しいという雰囲気が強い職場では育休が取りにくい場合もありますが 、派遣薬剤師の場合は契約期間が終われば、育休・産休で休みを取ることを前提で働かせてもらえるので就業先に迷惑をかけずにすみます。

とは言え、いきなり「次の契約を更新せず産休をいただきます!!」では派遣先・派遣会社ともに次の薬剤師の手配などが大変なので、状態が安定してくる妊娠3ヶ月程度で産休・育休を取得予定であることを派遣会社に伝えておくとよいと思います。

また正社員の場合、同様の理由から出産後職場に復帰してからやはり育児との両立が難しいとのことで育児に専念するのは、職場の理解が得られなかったり反感を買ってしまうこともあり、なかなかお試し感覚では復帰しにくいです。
しかし派遣薬剤師であれば お試しで育休中に週1~2日だけ働いてみたり、時短で働いたりという契約でプチ職場復帰を行い、両立が難しければ次回は契約更新しないで再び育児に専念するなどの選択もしやすいです。

産休・育休から職場復帰する際もまず自分の希望の勤務条件を伝えてから該当する案件をマッチングするので「フルタイムはもちろん、時短勤務であっても週5は難しい!!」という場合でも、ご両親が子供を見てくれる曜日だけなど、融通を利かせたシフトを組むことが可能です。

このように派遣薬剤師という働き方は産休育休を取ることを考えている女性薬剤師の方やママ薬剤師にとって働きやすい環境を作りやすい雇用形態です。

最後に

派遣薬剤師が1年を通して完全時給制でボーナスがないこと、期間契約制であることが育休・産休を取る場合には非常に有利に働くことが理解していただけたでしょうか?

出産・子育ては仕事との両立が難しく家計も見通しが悪くなり不安になることが多くなると思います。
それでもほぼ満額の産休・育休の給付金があれば安心して育児に専念できる環境を作りやすいのではないでしょうか?

ぜひ、結婚や出産を考えているあなたの周りの女性薬剤師の方にもこの記事をシェアしていただければ不安を抱えている仲間に解決するための選択肢を増やしてあげる手助けになるのではと思います。

・・・余談ですが、もし僕が薬剤師の奥さんをもらえるのであれば一旦派遣薬剤師として仕事をしてもらって、出産後は2人揃って育休を取るのもいいなぁ、と思います。
二人で専業主婦(主夫)でも月60万の手当金が入れば生活には困らないですからね。


調剤薬局最大手の日本調剤の子会社の薬剤師派遣会社で僕自身も所属していた派遣会社です
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